間違ったダイエット
最近メタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)という言葉をよく耳に
します。来年4月には検診・保険指導が義務化されますが、メタボ退治が
ブームになっています。お腹の周りに脂肪がついている人は食事に気をつ
けている人も多いと思います。
当然、食生活が偏った場合は、糖尿病や高血圧などで成人病(生活習慣病)
になる可能性が高いので、食生活を改善しなければなりません。
しかし、間違った食生活を始めてしまうと、また、違う病気を引き起こし
てしまう可能性がある為、注意が必要です。
間違った食生活とは、野菜ばかりで肉類と脂肪分の多い食べ物を止めてし
まうことです。ダイエットには成功できるかもしれませんが、今度は全く
違う病気になる可能性がでてきます。それは、「うつ病」です。
「うつ病」に関連性があるセロトニン(脳内神経伝達物質の一種)のもと
になる必須アミノ酸を毎日摂取しなければ減少してしまうからです。
このような間違った食生活を始めてしまうと「うつ病」になりやすくなる
体質になってしまう可能性があるからです。必須アミノ酸を含む良質のた
んぱく質は、脂身の少ない肉類やチーズ、卵、大豆製品、背の青い魚など
に含まれています。
やはり重要なのは、肉類、乳製品、魚類、野菜など和食を中心に毎日適量
をバランス良く規則正しく食べることが重要です。
「メタボ退治」で心の病になってしまっては、せっかくのダイエットも効
果が無くなってしまいます。
メタボでは?と心配している人は、まず、アルコールを控えることから始
めてみるのもいいでしょう。
食事の量を少しづつ減らし、肉中心から、肉と魚を交互にするなどから始
めてもいいと思います。
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