心疾患について
【心筋梗塞】
虚血性心疾患の一つです。
心臓へ酸素と栄養分を供給する冠状動脈という動脈の動脈硬化が
進むと、心臓への酸素と栄養分を供給する血液が流れなくなる為、
心筋の細胞が死んでしまった状態を言います。
通常は急性に起こる「急性心筋梗塞」を指します。
また、心筋の細胞が壊死にまで至らない前の段階を「狭心症」と
言います。
主な原因として、高血圧・糖尿病・高脂血症・喫煙やストレス・
過度の飲酒など全てが限度を越えている場合、もしくは複合的な
要素もあります。
症状として、胸が締め付けられるような痛みで、「痛い」という
よりは、「胸が苦しい」「重い感じがする」などと訴える人が多い
ようです。
狭心症は、胸の痛みは数分程度であるが、安静にしていても20分
以上持続する場合は急性心筋梗塞を疑って下さい。
また、歯痛や腕の重い感じのみ訴える場合もあります。
食後や寒い日の早朝・入浴前後・飲酒後・階段の昇降時・真夏の
ゴルフ中などから発症する場合が多いため、注意して下さい。
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