糖尿病
糖尿病とは、膵臓でつくられるインスリンが不足するなど血糖が
異常に増加する病気です。
糖尿病には、1型(インスリン依存糖尿病)と2型(インスリン非依
存糖尿病)に分かれます。
1型糖尿病は、インスリンが作られない為、インスリン注射を必要
とします。
2型はインスリンの分泌がうまく作用しない、十分な効果がない
などで血糖値が高くなります。
大部分は、2型糖尿病で、不適切な生活習慣(過食・過剰な飲酒
・運動不足による肥満など)によって起こるのです。
病気の進行状態にもよりますが、のどの渇き・多飲・多尿・倦怠感
などの症状があります。
糖尿病が怖いとされるのは、3大合併症で、視力障害・腎臓障害・
神経障害です。
神経障害として、胃腸障害(便秘/下痢)、発汗障害、 起立性低血圧
インポテンツ等が自律神経障害とされ、末梢のしびれ、神経痛等が
感覚神経障害とされます。
視力障害として、単純性網膜症、前増殖期網膜症、増殖期網膜症と
進行し、最悪の場合、硝子体出血や網膜剥離となり失明に至るので
す。
腎臓障害は、自覚症状がない為、非常に判断が難しく検査でたんぱ
く尿が出たときにはすでに発病しており、いったん発病すると腎症
を完治することはできません。最悪の場合は、人工透析を受けなけ
ればならなくなります。
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